あなたはなぜ海水魚を飼いたいと思われたのですか?
友人の家にあったきれいな水槽を見て、羨ましくなったのですか。それとも、2003年に上映されたアニメ映画「ファインディング・ニモ」の主人公ニモの愛くるしい表情やしぐさに虜になったのでしょうか。
理由はどうであれ、「ニモ」が話題になった当時、ニモのモデルであるカクレクマノミを飼ってみたいと思った人が急増しました。熱帯魚ショップにも「ニモ旋風」が吹き荒れ、休日ともなるとお店は親子連れで賑わったのです。
お客 「あの〜、映画になったニモを飼いたいんですけど。」
店員 「熱帯魚の飼育経験はありますか?」
お客 「金魚なら昔縁日でとってきたものを飼ったことがあります。」
店員 「…いきなり海水魚は難しいですね。まずはグッピーを飼って、
経験を積んでからのほうがいいですよ。 ちなみにグッピーの
売り場はこちらになります。」
|
|
|
カクレクマノミを飼おうと思って熱帯魚ショップに行ったのに、“飼育難度が高い”からという理由でグッピーを勧められてしまった…。もしかしたら、あなた自身もこのような経験をされたかもしれません。その時、あなたはさぞがっかりしたことでしょう。あなたのお子さんは、もっとがっかりしていたに違いありません。
でもちょっと待ってください。
そのショップ店員も悪気があって、あなたにグッピーを勧めたわけでは決してないのです。
当時、ニモブームによって爆発的にカクレクマノミの需要が高まりました。その一方で、”人工飼育が可能なレベルでの供給が追いつかない“という事態が発生したのです。その結果、乱暴な採取によって生命力が著しく低下してしまったクマノミや、採集から輸送までの劣悪な飼育環境による多大なストレスを抱えたクマノミが大量に輸入されました。そのようなクマノミでは、初心者はもちろんのこと上級者であっても飼育は非常に困難でした。もしかすると、そのとき高額な費用をかけてクマノミを購入したものの、すぐに死んでしまった…という悲しい経験をされた方もたくさんいらっしゃるかもしれません。そういった状況を考えると、海水魚飼育初心者が当時カクレクマノミ飼育にチャレンジすることは非常にリスクがあったといえるのです。
ですから、前述のショップ店員は初心者であるあなたのことを思いやればこそ、まずは熱帯魚飼育の登竜門ともいうべきグッピーの飼育を勧めたのかもしれないのです。
カクレクマノミなどの海水魚はグッピーなどの淡水熱帯魚に比べてデリケートなのは、事実です。でも、「正しいろ過知識」と「正しい魚選び」さえあれば、カクレクマノミを飼うことはさほど難しいことではありません。
あなたが思っているほど、 そして世間が思っているほど、
海水魚を飼うことは難しくはないのです。
はじめまして、金木和仙と申します。
現在、私は観賞用の海水魚やサンゴなどをインドネシアやハワイをはじめ様々な国から直接輸入し、小売店へ卸す海水魚専門卸会社を経営しております。おかげさまで卸業を始めてから、今年で17年目を迎えることができました。
海水魚との出会いは、今から約25年前、息子の友達の家へ家族で遊びに行ったときに、その家のリビングにあった大きな水槽を目にしたのがきっかけでした。水槽の中で優雅に泳ぐカラフルな海水魚を見て、一瞬で彼らの虜になってしまいました。そして、「こんな水槽を自分の家にも置きたい!」と思い、私の海水魚人生はスタートしたのでした。
それ以来、週末には千葉県の海に行っては、チョウチョウウオなどの死滅回遊魚(死滅回遊魚とは、夏場に黒潮に乗って日本に流されてきた魚のこと。温かい南の海には戻れないため、水温が下がるとやがて死んでしまう。)を息子と一緒に採集したり、仲間と海水魚ショップをはしごしたり、直接海外のショップや卸業者と交渉して貴重な魚やサンゴを分けてもらったりと、どんどん海水魚にのめりこんでいったのです。
そして、その趣味が高じ、ついにはビジネスとすることを決意。それからは生業として必死に頑張ってきました。その甲斐あってか、今では多くの取引先の方からも認められる海水魚専門卸会社にまで成長することができました。趣味から仕事へと劇的な変化を経て、はや25年。今でも改めて感じるのは、「俺は本当に海水魚が好きなんだなあ」ということです。
正直なところ、現在の日本における海水魚の市場は、グッピーやディスカスなどのいわゆる淡水熱帯魚に比べてとても小さい市場規模です。(一説には淡水魚10に対し、海水魚は1の市場ともいわれるほどです)海水魚がなかなか広く普及しない原因として、最低10万円〜といわれている”初期費用の高さ“や”飼育方法の難しさ”が最も大きいのではないかと思います。
海水魚を愛する私にとっての何よりの願いは、
一人でも多くの方に、海水魚を飼育する楽しみや喜びを知ってもらうことです。
そのためには、今まで海水魚を飼ったことがない人を対象にした、安価で気軽に海水魚が飼える飼育セット。つまり、できるだけ小さな水槽で長期間飼育が可能な飼育セットを作ることがどうしても必要だ…と考えました。
海水魚を飼う上で、水槽の水温は25℃前後が多くの海水魚たちにとって適温であるとか、カクレクマノミは淡水では飼えないなどといった基本的な知識について、当然あなたは知っておく必要があります。ですが、今回はカクレクマノミを水槽で長期間飼うために、確実に押さえておかなくてはならない2つのコツについてお話させていただきます。
2つのコツをきちんと押さえておかなければ、水槽で長期間海水魚を飼うことは不可能です。逆を言えば、この2つのコツをしっかりと押さえておくだけで、今まで難しいとされてきた海水魚の小型水槽における長期間単独飼育が可能になるわけです。その2つのコツとは、“生物ろ過についての正しい知識”と“生命力の高い元気な魚選び”の2点です。
通常、水槽内で魚を飼っていると水槽内の海水は、魚の糞尿や残餌によって徐々に汚れていきます。
その汚れが、海水魚にとって非常に有害なアンモニアとなるのです。
イメージしてみてください。水槽の中は、広大な海とは違って、極めて狭い空間です。その空間に、自分の排泄物や食べ残しなどが漂っていて、さらにそれが徐々に腐敗していってしまう…。その状態は、その中に住む魚にとって時として生命をも奪うほど有害な環境であることが理解していただけると思います。
もう少し詳しく説明しましょう。
グッピーやディスカスなどの淡水魚を飼われた経験のある方でしたらアンモニアの毒性についてある程度の認識があるかと思いますが、一般に海水魚は淡水魚とは違い、常に浸透圧を調整しなければならないため、ほとんど水分を体外には出さず、代わりにアンモニアを大量に含んだ濃密なフンをしています。このフンに含まれているアンモニアは、淡水魚の100倍とも言われているほどの濃度の高いものなのです。しかも、この猛毒のアンモニアは淡水に比べ海水に非常によく溶け込むため、淡水魚飼育よりも水質維持に気を遣ってあげなければならないわけです。
この有害なアンモニアを取り除いてくれるのが、ろ過バクテリアと呼ばれる目に見えない微生物たちです。このバクテリアが、まずアンモニアを亜硝酸という物質に変えてくれます。また別のバクテリアが魚にとって比較的無害な硝酸塩に分解してくれるのです。つまり、このバクテリアの特性を最大限に利用することで、限られた水量の水槽内でも元気に海水魚を飼育できるというワケです。言い換えれば、このバクテリアを海水やろ材の中にいかに維持しつつ活性化させるかが、海水魚を長期間飼育するための大きなポイントとなるのです。
通常、カクレクマノミはきちんと世話をしてあげさえすれば10年くらいは長生きしてくれる海水魚です。しかし、どんなに大切に育てようと思っていても、買ってきたときにすでに病原菌を持っていたり、長時間輸送のストレスで体力が著しく低下していたりしていたらどうでしょうか?それだけで元気に飼育することはかなり難しくなります。したがって、購入する際に元気なクマノミを選ぶこともまた海水魚を飼育する上でとても重要なポイントなのです。
通常、グッピーなどの淡水熱帯魚は、ブリード個体とよばれる養殖されたものがほとんどです。
それに対して、クマノミなどの海水魚の多くは現地で採集されたワイルド個体です。
海水魚が主に海外から輸入されていることはご存知の通りです。現地で採集される条件や、ストックされている条件は多岐にわたるので一概には言えませんが、日本に来るまでの長時間の輸送の中でも、魚は私たちの想像以上に体力を消耗しています。ましてや、体内に病原菌がいたり、既に病気にかかっていたりすることも決して少なくありません。以上の理由から、ワイルド個体はブリード個体に比べ、致命的なダメージを受けている可能性が圧倒的に高いといえます。
ですから、健康的で元気な個体を選ぶように心がける必要性があるわけです。
以上の2点について、しっかりと理解しておいてください。
海水魚を長期間飼育するためのコツとして、前述した生物ろ過の重要性はご理解いただけたと思います。通常、新しい水槽をセッティングしても、当然のことながら水槽内にはバクテリアはほとんどいないため、ろ過システムは不完全な状態です。そのため、この時期に魚を水槽に入れると、ろ過の役割を果たすバクテリアが機能していない、つまり十分に活動していないため水が濁ったり、魚に有害なアンモニアや亜硝酸が蓄積してしまい、結果、あっという間に魚が死んでしまうというケースが非常に多いのです。
水槽内の水質を安定させるだけのバクテリアを増殖させ定着させるためには、ある程度の時間を要します。水槽をセッティングしてろ過フィルターを作動してから1〜2ヶ月はかかるという説もあるほどです。だからといって、水槽をセッティングしてから魚も入れずに水中モーターを1ヶ月も空回し続けることに耐えるのは至難の業でしょう。何の面白みもありませんから、この時点で飼育への情熱を失ってしまう人もいるかもしれません。
そこで、どうにか水槽をセッティングした時点で、すでにバクテリアによる生物ろ過が十分に機能している状態にできないものだろうかと考えました。考えた末にようやく行き着いた結論が、「生物ろ過に有益なバクテリアをあらかじめ付着させた今までにないろ材を開発すれば、最初から生物ろ過の安定した環境が実現できるのではと仮定したのでした。
それにはまず、生物ろ過に関与する数種類のバクテリアひとつひとつを抽出して培養する必要があります。そのためには専門家の協力が不可欠だと考え、生物物理学において非常に実績のある門上技術開発研究所と顧問契約を結びました。その結果、何とか生物ろ過に関与するバクテリアの培養に成功したのです。
次なる課題は、その培養したバクテリアを定着させるために最適なろ材の開発です。多孔質のろ材、ウールスポンジやサンゴ砂など、市販されているほとんどのろ材を使って実験しましたが、どれも満足いく結果を得ることはできませんでした。
「これは」と思うろ材にバクテリアを添加してから、新しい水槽に設置して、アンモニアや亜硝酸を水槽内に投入した後、結果を測定する…という気の遠くなるような実験の繰り返しの毎日でした。
バクテリアの抽出と培養には成功したのに、バクテリアを上手く定着させることができるろ材が見つからない…。膨大な時間と費用ばかりが費やされていきました。それにも関わらず、満足いく結果がでなかったのです。
あの頃は、まさに失意のどん底でした。
何度、諦めようと思ったことか。
そして実際に諦めかけていた、まさにその時。
転機は、突然訪れたのです。
当時、顧問契約を結んでいる門上研究所で研究していた水浄化用フィルターの話を電話でたまたま聞き、その素材がろ材にも転用できないものかと考えたのです。それが奇跡の綿と私の最初の出会いでした。早速、門上技術開発研究所にこの炭化綿を使って実験するよう依頼したところ、驚くべき結果が得られたのです。
今までの実験結果が嘘のように、その炭化綿にはバクテリアが非常に効率のよい状態で定着したのです!そして、アンモニアや亜硝酸を投入してもバクテリアの活性作用によって、すぐに無害レベルの数値まで下げることに成功したのです。「これならいける!」私は、研究所からの結果報告を聞いたとき確信したのでした。
長い年月をかけて、遂に奇跡のろ材が完成したのです。
何度も言いますが、海水魚を飼育するための一番の問題は、毒性の強いアンモニアや亜硝酸をいかに早く無害化できるかにかかっていると言っても過言ではありません。
今回、あなたにご案内する“クマノミ小型水槽セット”には、あの特殊加工された炭化綿がろ材として付属されています。当然ですが、その炭化綿は門上技術開発研究所で独自培養された「バクテリア」が活性を保ったまま定着しているのです。つまり、この“当社オリジナルのろ材”により、水槽セッティング時から水槽内の海水は常に安定した水質を保つことができるので、初心者でも簡単にクマノミを飼うことができるというわけです。
論より証拠。下記のデータを見てください。
当社の“ろ材”を使用した際の水質テストの結果です。通常、新しく魚を飼いはじめた場合、水槽内にバクテリアがほとんど繁殖していないため、魚の糞尿や残餌によって急激にアンモニア濃度や亜硝酸濃度が上昇、やがて致死量に達するとそれが原因で魚が死んでしまいます(青線)。それに対して当社オリジナルろ材を使用した水槽では、すでにバクテリアが活性を示しているので、初期段階から常にアンモニア濃度および亜硝酸濃度がほとんど上昇しません(赤線)。そのため、水槽内の魚に害がおよぶことがないのです。

図.水槽内の濃度変化【アンモニア濃度(左), 亜硝酸濃度(右)】
青線:通常の水槽環境, 赤線:当社の水槽環境
また、 一般的に小型水槽における海水魚飼育にはライブロックが不可欠と言われています。
ライブロックとは、一言で言うと海の中にある自然の岩のこと。このライブロックの表面には、藻類や微生物、バクテリアなどの様々な生物が付着し棲息しており、文字通り生きた岩なのです。当然ろ過バクテリアも付着しているので、ライブロック単体でもろ過能力があります。このライブロックを水槽の立ち上げ時に設置することで水槽内にバクテリアを供給したり、ろ過の補助としての重要な役割を果たしてくれるのです。そんな海水魚飼育には欠かすことのできないライブロック。当社のクマノミ飼育セットには、ライブロックが付属されておりません。理由は簡単。
ライブロックを入れなくても、クマノミが飼えてしまうからです。
“ろ材”に定着したバクテリアが安定して水質を維持してくれているからこそ、たった7リットルという常識では考えられない小型水槽でもカクレクマノミを長期飼育することができるわけです。
前の項目でご説明した“ろ材”の力によって、“アンモニアや亜硝酸による水質劣化”の問題は解決できます。ただ、前述したとおり、海水魚を長期間飼育するためには水質管理を容易にする“ろ材”だけでは十分とは言えないのです。
私自身、海水魚を長期飼育するためには「生体そのものの生命力も不可欠だ」と考えています。仮に人間であっても、どんなに空気のキレイな場所で重病患者を療養させたところで、患者自身に免疫力や自然治癒力がなくてはやがて死んでしまうでしょう。それと同じように水槽内の環境をどんなに整えたとしても、買ってきた魚の元気がもともとなかったり、病気に罹っていたりしたら全く意味がないのです。
グッピーなどの淡水熱帯魚は、ブリード個体とよばれる養殖ものがほとんどです。それに対して、海水魚は主に現地で採集されたワイルド個体が海外から輸入されます。長時間の輸送中、魚は私たちの想像以上に体力を消耗しています。最悪の場合、体内に病原菌がいたり、既に病気にかかっていたりもします。このリスクを何とか避ける方法はないものか、と私は考えました。
そこで考えついたのがグッピーなどと同様の“養殖されたクマノミ”です。
昔は海水魚を養殖するなど夢のような話でしかありませんでしたが、現在では技術の進歩によりクマノミの養殖は盛んに行われています。個人レベルでも養殖に成功した例は決して珍しくはありません。
しかしながら、高品質の養殖クマノミを探すのは決して容易なことではありません。様々な養殖クマノミを比較検討した結果、私の求める生命力や環境順応力に最も合致したのが、この日本生まれ日本育ちの“パールクマノミ”でした。

〈当社水槽内の写真〉
一見すると普通のカクレクマノミと変わりませんが、彼らの生命力は抜群です。徹底的な管理下で養殖されているため、病気のリスクは全くありません。その上、巷では乱獲が問題視されていますが養殖なので自然環境にも一切の悪影響がなく、お子様の情操教育にもうってつけの環境にやさしいクマノミといえます。その生体の強さを見せつけられた時、文字通り私は度肝を抜かれ、「これなら初心者の方にでも自信を持ってオススメできる!」と確信し、興奮が抑えられませんでした。
ちなみに、この“夢のクマノミ”を養殖しているのは、かの有名な田崎真珠(株)です。
意外に思われるでしょうが、クマノミを養殖しているのはあの宝石会社です。“パールクマノミ”という名前の由来は、まさに“田崎真珠で養殖されたクマノミ”だからなのです。養殖は
田崎真珠が世界に誇る最新の技術と、大規模な施設によって日々行われています。

田崎真珠では、常に新鮮な海水がクマノミ飼育水槽に供給されているいわゆるかけ流しスタイルで、クマノミたちが大切に育てられています。徹底して衛生管理されているため、病気には無縁で、ワイルド個体に比べて健康で体力のある個体ばかりです。しかも日本の水で育てられているため、日本の環境に順応しやすく、輸送ストレスなどもほとんどありません。そのため、非常にクオリティの高い個体が多く、初心者にも飼いやすいといえます。海水魚飼育をこれからはじめる初心者にとって、最適なクマノミなのです。
養殖パールクマノミのメリット
1.水槽で育ったため、生まれながらにして水槽で生きていくセンスを持っている。
2.生まれてからずっと人工餌を食べているため、餌付ける必要がない。
3.養殖なので、ワイルド個体を採集する際、時として用いられる薬物とは無縁。
4.国内で養殖されているので、輸送時のストレスがほとんどない。
5.徹底した衛生管理がなされているため、病気に無縁で非常に丈夫。
6.ワイルド固体と違い、生態系への悪影響が一切ない。
|
|
|
今回のクマノミ飼育セットのクマノミは、全てこの“パールクマノミ”です。魚たちは、きちんと世話をしてあげればあなたが思っている以上に、長生きしてくれることでしょう。例えば、このカクレクマノミであっても上手に飼えば10年くらいは生きてくれるのです。
私がようやく巡り合えた、“夢のパールクマノミ”。
どうぞ安心して、楽しく飼育にチャレンジしてみてください!
クマノミ飼育セットの設置はとても簡単です。
クマノミ飼育セットが届いたら、あなたは、あらかじめ水槽にセットされている外部フィルターにフィルターと“ろ材”をセットして、水槽にヒーターや照明器具、水温計を設置するだけです。そして最後に袋に入った2匹のクマノミを海水ごと水槽に注ぎ入れてコンセントを差し込めば、設置完了です。
たったこれだけ。
正直言って 、これ以上簡単に設置できる飼育セットがあるなら教えていただきたいほど簡単です。
時間にすると、ダンボールを開いてから完成まで20分もかかりません。
海水作りや水合わせといった面倒な作業が必要ないため、熱帯魚などを飼育した経験がある方は、このクマノミ飼育セットが簡単にセッティングできるということを特に実感いただけると思います。しかも水槽も容量7リットルの小型水槽なので、お家に小さなスペースさえあれば、どこでも設置可能できるのです。
「初心者でもこのクマノミ飼育セットで簡単に飼えることはわかったけど、何だかんだ言っても生き物だから日頃のお手入れが大変そう。」と、もしかしたらあなたは考えているかもしれません。当然ですが、ペットを飼うということはあなた自身が飼っているペットの命を預かることですから、きちんとした責任が伴います。逆を言えば、海水魚に限らずたいした覚悟もないままにペットを飼うことは、飼われる側のペットに対して失礼ですし、あらゆる場面において不幸な結果を招く可能性が高いため、私は飼うべきではないと思います。
ただ、毎日仕事や育児で忙しい生活を送っているけれど、心のよりどころが欲しい、癒されたいから海水魚を飼いたいと思う気持ちもわからなくはありません。私は、今回できるだけ多くの人に海水魚を飼育する楽しみを実感していただくという目的のためだけにこのクマノミ飼育セットを考案しました。というわけで、できるかぎり日頃のお手入れを軽減させる仕組みもこのクマノミ飼育セットでは考慮しています。
このクマノミ飼育セットの日頃のお手入れ法を、ズバリご紹介しましょう。
毎日することは、
・餌を与えること
・ライトを朝つけて夜消すこと
・蒸発した水を足すこと
|
|
|
1ヶ月に1回することは、
・水を半分換えてあげること
・汚れたフィルターを洗ってあげること
|
|
|
たったこれだけです。
たったこれだけですが、以上の5つをきちんと実施さえすれば長期間飼うことができるのです。
それぞれについて具体的に説明していきます。
クマノミは当たり前ですが、生きています。生きるためには食べなくてはなりません。
そのためにもクマノミに毎日きちんと餌を与えてください。
水槽をセットしてから1〜2日は、クマノミたちも新しい環境に慣れていないため餌を与えるのをグッと我慢しましょう。たとえ餌をあげたとしても食べてくれない場合が多く、逆に残った餌が海水の水質を悪化させてしまうからです。セットしてから、3日もすれば新しい環境に緊張していたクマノミたちも、徐々に慣れてきますので、そのあたりから少しずつ餌を与えてみてください。1週間もすれば、クマノミたちはあなたの姿を見つけると餌を求めて寄ってくるようになるでしょう。そうなれば、毎日の餌やりが楽しみでたまらなくなるはずです。
餌やりについて1つだけ気をつけてもらいたいことがあります。それは、餌をやりすぎないこと。クマノミが家族の一員になったばかりの頃は、特に餌を美味しそうに食べている姿が見たいあまり、ついつい餌を与えすぎてしまいがちです。餌を与えすぎてしまうと、餌の食べ残しが水を汚してしまいますので注意しましょう。与える餌の量としては、指で軽くひとつまみを目安に、10秒程度で全て食べつくしてしまう量がもっとも適量なのです。
ライト(照明)はあなたが考えている以上に大切です。ライトのON/OFFによって、クマノミたちは昼夜を判別し、生活リズムを得ていきます。点灯時は活発に活動し、ライトが消されるとクマノミたちは休むのです。基本的には朝になったらライトを点けて、夜になったら消すのが理想的ですが、日中はほとんど家に居ず、夜しかクマノミと楽しむことができない場合は、朝はライトを消しておき、夜になったら点灯させるといったような、あなた自身の生活スタイルに合わせていただいてもOKです。重要なのは、毎日決まった時間にライトを点灯・消灯することです。不規則なライトの点灯・消灯は、クマノミたちに負担をかけて体調を崩してしまう要因になりかねません。水槽照明の点灯時間は、1日に7〜12時間を目安で規則正しくおこなうようにしましょう。
水槽の海水は、自然に蒸発していきます。その蒸発を放っておくと、海水の塩分濃度がどんどん高くなり、やがてクマノミにとって致命的な比重に達してしまいます。それを防ぐためにも、毎日必ず水槽の水位を確認して水槽の水が減ってきたらお水(水道水で可)を足してあげましょう。設置時に、マジックやシール等で適正水位を確認するための印を水槽につけるとよいでしょう。蒸発した水量が水槽の高さ1cm程度であれば、コップに水道水をそのまま入れて、ゆっくり水槽に注いでいただいてかまいません。
基本的には、“ろ材”に定着したバクテリアの働きによって、水槽内の水質は安定しています。しかし、バクテリアの働きによって、クマノミにとって有害なアンモニアや亜硝酸を分解することができるようになったとしても、硝酸塩が徐々に蓄積していけば、魚にとっては住みづらい環境になってしまいます。硝酸塩を除去する方法として、最も効果的で簡単な方法として水換えがあります。通常、幅30cm程度の小型水槽では、大体10日から2週間に1度の割合で水槽の約1/3〜1/2くらいの水換えをおこなうのが一般的です。この水槽では、非常に水質が安定しているため、1ヶ月に1回、水槽の約半分の海水を定期的に換えることでクマノミが最も元気に育ってくれる環境を維持することができるのです。
クマノミは環境に順応する能力が非常に高い魚なので、極端な話、塩分濃度さえ守ってさえいれば、水換えしなくてもクマノミを飼うことは可能です。実際に、このクマノミ飼育セットのモニターの何台かは1年以上水換えをしていませんが元気に泳いでいます。ただし、全く水を換えていないため海水の黄ばみが発生してしまい、見た目的にも、またクマノミの健康的にもあまりおすすめできません。
日々の餌の食べ残しやクマノミたちの排泄物といった汚れが、外部フィルターのカートリッジに引っかかります。そうすることで、目に見えるゴミなどが水槽内で循環してしまうことを防いでいるわけです。ところが、その汚れがスポンジに溜まりすぎてしまうと目詰まりを起こしてしまい、やがて十分なろ過機能が働かなくなってしまいます。カートリッジが汚れたなと感じたら、水換えの時にカートリッジも洗ってください。カートリッジは簡単に取り外しが可能ですので、本体から取り外して軽く水洗いしてください。その際の注意点としては、汚れを落とすために良かれと思って洗剤を使用しないことです。洗剤には魚にとって有害な成分が多く含まれており、完全に水で洗い流すことは不可能です。微量でも残ってしまうと、海中に有害成分が溶け込みせっかくのクマノミが全滅…といった悲劇を招いてしまうことも。必ず水道水だけで洗いましょう。目立つゴミさえ除去できれば、若干の黒ズミが残っていても特に問題はありません。また、ボロボロになってきたら市販されている同等規格のカートリッジを購入してご利用いただけます。非常に安価なものですから経済的な負担はさほどありません。
また、バクテリアが定着している炭化綿を洗う場合、水道水で洗ってしまうと付着しているろ過バクテリアが死んでしまい著しく減少してしまう恐れがあるため、必ず水槽の海水を使って、軽く洗ってください。水換えの際、捨てるほうの海水をバケツなどにためておき、その海水を利用するとよいでしょう。
いかがでしょうか。
決して、難しいことは何一つないと思います。そうです、金魚やメダカを飼育するお世話と大差はないのです。以上の5つのお手入れをきちんとあなたがこなしさえすれば、クマノミたちもあなたの愛情で元気にすくすくと育ってくれるはずです。
こんなに簡単なんですね。
どうも、経過報告させていただきます。
海水魚飼育の経験は今まで全くなかったのですが、本当に簡単に飼えてしまうんですね。僕は、約6年間淡水熱帯魚のディスカスを飼育していて人並み以上に知識が豊富だと思っていましたが、本気で度肝を抜かれました。
今まで、海水魚はろ過の立ち上げが非常に難しく、水質を安定させるまではある程度の犠牲はやむを得ないと思っていましたが、僕の思い込みに過ぎないことを思い知り、いい勉強になりました。
しばらくクマノミを飼ってみて、慣れてきたら、他の海水魚や珊瑚にも挑戦しようと思います。
そのときも是非アドバイスをお願いします!
神奈川県川崎市 花野智弘さん(21歳)
|
|
|
と、あなたは考えているかもしれません。せっかく意を決して、クマノミを飼ってはみたものの突発的なトラブルでクマノミが死んでしまうという可能性が、全くゼロではないとは残念ながら言い切れないのです。とはいうものの、海水魚を飼育する者にとって一番ツライ瞬間は、なんといっても“魚が死んでしまうこと”です。特に、思い切ってせっかく購入した魚がわずか2〜3日で死んでしまえば、あなたが受けるダメージは精神的にも金銭的にも決して小さいものではありません。
「一人でも多くの人に海水魚の楽しさを味わってもらうために、この問題を何とか解決することはできないだろうか…。」と、私は悩みました。そして時間さえあれば、そのことばかり考えていました。
そこで今回、海水魚を飼育する上であなたが受けるかもしれない精神的ショックおよび金銭的リスクを回避するための、一つの結論を導き出すことができたのです。その結論とは、
その常識では考えられない保証とは、2週間生体保証というものです。
つまり、飼育セットがあなたの手元に届いて2週間以内に、何かしらの原因で万が一カクレクマノミが死んでしまった場合は、当社規定条件に則った上で新しいクマノミを無料でお送りするという保証を今回クマノミ飼育セット購入の方全員と約束させていただきます。
ご存知の通り、海水魚ショップのほとんどはこういった“生体保証”を実施していません。
正式に調査したわけではないので断言こそできませんが、皆無といって差し支えないでしょう。
保証サービスが存在しない理由は実に単純明快。そんなことをしていたらキリがなくなり、儲かるどころか損をしてしまう可能性が高くなってしまうからです。逆にいえば、それだけ生体を扱う商売はハイリスクだということがいえるのかもしれません。
それでも私は、自分自身の信念である“海水魚飼育の素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらう”ためには、購入者側ではなく、販売する側の我々がある程度のリスクを負うべきであると判断し、有言実行することにしました。あらためて、あなたと以下のことを約束させていただきます。
|
当社規定条件に則った設置・飼育をしたにも関わらず、カクレクマノミが死んでしまった場合、クマノミが到着後2週間以内であれば、速やかに新しいカクレクマノミを2匹無償でお送りさせていただきます。その場合、当然のことですが、あなたから追加料金等一切いただきません。
※ 注意事項 ※
2週間生体保証について、例えば商品到着時刻にお客様都合の不在による着死、エサを与えるのを忘れたために死んでしまった、お子様がイタズラをして死んでしまった、お客様の独断で砂や石などの置物を水槽内に入れた結果死んでしまった等のお客様ご自身の過失による場合は適用いたしませんので予めご了承ください。
|
|
|
この商品を発売するまでにあらゆる環境のあらゆる方々にモニターという形でご協力いただき、今までたくさんの飼育実験を重ねてきました。そして様々なモニター試験の結果、ようやく自信を持って初心者にも簡単に飼育できるレベルにまで達することができました。つまりこの2週間生体保証という業界常識では考えられないような保証は、このクマノミ飼育セットを世に送り出した私の絶対的な自信の裏返しなのです。
基本的にカクレクマノミが1週間あなたの水槽で元気に生きることができれば、長期間飼育することは可能です。このことは、モニター試験を実施した結果からも明らかになっています。
今回、水槽設置時のカクレクマノミの突然死などのリスクはお届けから2週間の間、全て私が引き受けます。是非、安心してご購入して、かわいいカクレクマノミをあなたの家族の一員にしてやってください。
|